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AIにPC作業を頼める入口が増えた。Kariは無料でどこまで使える?

デスクトップAIエージェントKariが9月21日に正式提供を開始。できること、無償ライセンスの条件、Claude・ChatGPT契約との関係、導入前の注意点を整理します。

デスクトップ作業室でKariにつながる文書、表、ブラウザーの3レーンを確認するひまりとらぼまる
目次
  1. そもそもKariって何?
  2. あなたに関係ある?
  3. 今回何が変わった?
  4. 何ができる?
  5. 「サブスクで使える」の読み方
  6. 使う前に確認したいこと
  7. どんな人に向いている?
  8. もう少し詳しく知りたい人へ
  9. まとめ
  10. 参考情報

パソコンにあるPDFや表を開き、ウェブを調べ、資料の下書きまでAIに頼む。そんな作業を1つの画面へまとめるデスクトップアプリ「Kari」が、2026年9月21日に正式提供を始めました。

30秒サマリー
  1. これは何? Kariは、パソコン内のファイルや内蔵ブラウザーをAIと一緒に扱うデスクトップアプリです。
  2. 何があった? GotoAIが9月21日に正式提供を開始しました。Windows、macOS、Linux版があります。
  3. 誰に関係ある? ClaudeやChatGPTを契約済みで、文書整理や表計算、ウェブ調査をまとめたい人に関係します。スマホだけで使う人には急ぎません。
  4. 結局どうなの? 個人と100人未満の組織はKari自体を無償で試せます。ただしAIサービス側の契約や利用上限、データ権限は別に確認が必要です。
9/21
正式提供を開始
3 OS
Windows・macOS・Linux
100人未満
組織での利用も無償対象
ひまり
ひまり
いつものAIチャットと、何が違うの? パソコンのファイルも一緒に扱えるってこと?
らぼまる
らぼまる
そう。会話だけでなく、文書や表、ブラウザーの作業まで1つの画面から進めるアプリだよ。

そもそもKariって何?

Kariは、AIの会話画面をパソコン上の仕事へ広げるデスクトップアプリです。

Kariは「デスクトップAIエージェント」です。デスクトップAIエージェントとは、質問に答えるだけでなく、パソコン上のファイルを読み、必要な操作を順番に進めるソフトです。

ここでいうローカルファイルとは、自分のパソコン内に保存した文書や表のことです。Kariはローカルファイルを別のチャット画面へ貼り直す手間を減らし、その場で読み解いて作業すると説明されています。

Kariの正体を、1つの作業画面として見てみます。

Kariが文書、表、ブラウザーの作業を1つのパソコン画面へまとめることを示す図解
図解:KariはPC作業を1つの画面へまとめる

読みどころ

  • 会話だけでなく、パソコン内のファイルやウェブ操作も扱う
  • 文書、表、ブラウザーを同じ作業画面からつなげる

あなたに関係ある?

すでにAIへ料金を払っていて、パソコン作業へ利用範囲を広げたい人に関係する話です。

関係がある人

ClaudeやChatGPTを契約済みで、PDF、表計算、資料作り、ウェブ調査をパソコン上でまとめたい人です。100人未満の組織で、まず小さく試したい担当者にも関係します。

あまり関係がない人

スマホだけでAIを使う人や、パソコン内のファイルへAIのアクセスを許したくない人です。社内規程で外部AIを使えない場合も、急いで導入する必要はありません。

Kari自体が無償になる範囲を、利用人数で整理します。

個人と100人未満の組織は無償、100人以上の組織は60日まで検証利用できることを示す図解
図解:コミュニティライセンスの無償範囲

利用条件

  • 個人:期間を区切らず無償
  • 100人未満の法人:業務利用も無償
  • 100人以上の法人:60日以内の検証利用は無償

今回何が変わった?

9月21日から正式版の提供が始まり、3つのOS向けダウンロードが案内されました。

9月22日の確認時点で、製品ページに表示される版は0.6.0です。対応環境はWindows 10/11(64bit)、macOS 12以降、LinuxはUbuntu 24.04以降またはDebian 13以降です。

macOSはApple SiliconとIntelの両方、Linux版はx86_64のdebパッケージが案内されています。

9/20
GotoAIが提供開始を発表
9/21
正式提供を開始
9/22
製品ページでバージョン0.6.0を確認

AIが会話窓からパソコン作業へ広がるイメージです。

AIの会話画面から文書、表、ブラウザーなどパソコンの仕事へ利用範囲が広がることを示す図解
図解:AIがPCの仕事へ広がる

変化の中心

  • 質問への回答だけでなく、作業の流れまで扱う
  • ファイルとブラウザーをまたぐ仕事が対象になる

対応する3つのOSを、ロゴに頼らず並べて確認します。

Windows、macOS、Linuxの3つに対応することを、3台のコンピューターで示す図解
図解:Windows・macOS・Linuxに対応

動作環境

  • Windows 10 / 11(64bit)
  • macOS 12以降(Apple Silicon / Intel)
  • Ubuntu 24.04以降 / Debian 13以降(x86_64)

何ができる?

公式説明では、文書、表計算、ウェブ操作を1つの画面から扱えます。

主な用途は、PDF・Wordの要約や翻訳、PowerPointの下書き、Excelデータの集計とグラフ化、ウェブ調査、ブラウザー操作です。

APIとは、アプリ同士が決められた方法で情報をやり取りする仕組みです。MCPとは、AIが外部の道具やデータにつながるための共通ルールです。Kariは、APIやMCPの用意がないサイトでも、内蔵ブラウザーで検索、画面操作、ダウンロードを進められると説明しています。

主な用途を、3つの仕事に分けて見ます。

Kariで扱える文書、表、ブラウザーの3つの用途を示す図解
図解:Kariでできる3つの仕事

主な用途

  • 文書:要約、翻訳、資料の下書き
  • 表:集計、分析、グラフ化
  • ブラウザー:検索、画面操作、ダウンロード

「サブスクで使える」の読み方

Kariの利用料と、接続するAIサービス側の契約は分けて考えます。

GotoAIは、Claude Pro / MaxやOpenAI ChatGPTのサブスクリプションへ本人がサインインし、新たなAPI従量課金なしで利用できると説明しています。サインインは各社の公式認証画面で完結し、Kariが認証情報やトークンを受け取ったり保存・中継したりしない、というのも提供元の説明です。

一方、OpenAI公式ではChatGPTとAPI Platformは別の課金体系です。Kari経由の利用がAPI契約へ自動的に変わる、という意味ではありません。利用できるモデル、回数、上限は各AIサービス側の契約とアプリ内表示を確認する必要があります。

費用を2枚の明細に分けると、誤解しにくくなります。

Kariの利用料と、接続するAIサービスの契約が別であることを2枚の明細で示す図解
図解:料金はKariとAI契約の2つ

料金の見方

  • Kari側:個人と100人未満の法人は無償対象
  • AI側:ClaudeやChatGPTなどの契約条件に従う
  • 「Kariが無料」でも「使うAIまで無料」とは限らない

使う前に確認したいこと

最初は大事でないファイルで試し、データ、権限、外部送信を確認しましょう。

ブラウザー自動化では、送信や確定を勝手に進めないよう、権限と作業範囲を絞ることが大切です。大事な文書を扱うときは、元ファイルの複製で試す、外部送信前に止める、結果を人が確認してから確定する、の3段階が基本です。

会社で使う場合は、社内のAI利用規程とデータ持ち出しルールを先に確認してください。コミュニティ版は現状有姿・無保証とも明記されています。

導入前の3点を、作業台で順番に確認します。

Kariを使う前にデータ、権限、送信前の確認が必要なことを示す図解
図解:データ・権限・送信前を確認

最初の安全確認

  • データ:機密性の低い複製ファイルから試す
  • 権限:読める場所と操作範囲を絞る
  • 送信前:外部へ出る操作は人が確定する

どんな人に向いている?

向いているのは、いつものAIをパソコン作業へ少しずつ広げたい人です。

  • すでにClaudeやChatGPTを契約し、パソコン作業へ広げたい人
  • PDF、Word、Excel、PowerPointをまたぐ定型作業が多い人
  • API開発をせず、まずデスクトップアプリとして試したい人

反対に、スマホだけで十分な人、パソコン上のデータへAIのアクセスを許したくない人、社内規程が整っていない組織は様子見で構いません。

導入は、小さなテストから3段階で広げます。

大事でないファイルで試し、結果を確認し、任せる範囲を広げる3段階を示す図解
図解:小さく試してから広げる

始め方

  • ためす:大事でないファイルと短い作業を選ぶ
  • 確認する:結果と送信先を人が見る
  • 広げる:問題がない範囲だけ任せる

もう少し詳しく知りたい人へ

Kariは、接続先を細かく選びたい人向けの設定も用意しています。

AIプロバイダーとは、AIモデルや計算環境を提供する会社・サービスのことです。Kariは70種類以上のAIプロバイダーを登録済みとし、APIキー接続やローカルLLMにも対応すると案内しています。

ローカルLLMとは、自分のパソコンや社内設備で動かす文章生成AIのことです。まず試す段階では、普段使うClaudeやChatGPTのサインインから確認すれば十分でしょう。

まとめ

Kariは、いつものAIをパソコン内のファイルやブラウザー作業へ近づける入口です。

個人と100人未満の組織がKari自体を無償で試せる点は分かりやすい魅力です。ただし、AIサービス側の契約、利用上限、データの扱い、操作権限は別々に確認する必要があります。

最初は大事でないファイルと短い作業から始め、どこまで任せるかを少しずつ広げるのが現実的です。

参考情報

この記事はGotoAIの公式製品ページと発表、OpenAIの公式ヘルプをもとに整理しています。機能やライセンス条件は今後変わる可能性があるため、導入前に最新表示を確認してください。

本サイトの記事・図解はAIの支援を受けて制作し、公開前に人間が確認しています。詳しくは本サイトのAI利用についてをご覧ください。

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