楽天モバイルがKDDIから借りる電波は、地域に応じて継続と縮小が分かれます。利用者4人への取材では「それだけでやめる理由にはならない」という声も紹介されました。ただし、4人の感想だけで、あなたの家や通勤経路でも困らないとは言えません。まず生活圏のつながり方を確かめましょう。
- これは何? 楽天モバイルがKDDIの携帯回線を借りて通信する「ローミング」の話です。自社の電波が届きにくい場所で、別の会社の回線を借りる仕組みです。
- 何があった? 楽天モバイルは、楽天回線(自分で整備した携帯電話の電波)が十分届く地域では借りる回線を縮小し、整備に時間がかかる地域では10月以降も続けると発表しました。
- 誰に関係ある? 楽天モバイルの利用者や、乗り換えを考える人です。利用予定がない人は、すぐに行動を変える必要はありません。
- 結局どうなの? 全国一斉に使えなくなる話ではありません。公式サービスエリア図(通信できる場所の目安を示す地図)を見つつ、家・職場・通勤経路での実際のつながり方を優先してください。
そもそも、借りる電波とは?
楽天モバイルは、自分で整備した「楽天回線」に加えて、KDDIの電波を借りる「パートナー回線」を補助的に使ってきました。今回のローミングは、その国内の借りる回線の話です。災害や大きな障害のときに限って使う別の仕組みとは分けて考えます。
あなたに関係ある?
- 関係がある人: 楽天モバイルを使っていて、家・職場・通勤中のつながり方が気になる人。これから乗り換える人も含みます。
- あまり関係がない人: 楽天モバイルを使っておらず、乗り換えも考えていない人。今すぐ判断を変える必要はありません。
今回何が変わった?
楽天モバイルの9月5日の発表では、自社で十分カバーできる地域は借りる回線を減らし、整備に時間がかかる地域では10月以降も続けます。KDDIも9月30日更新の案内で、提供エリアを順次縮小すると説明しています。したがって「10月から全国で借りる回線が消えた」と読むのは誤りです。
4人の声が示すこと、示さないこと
ITmedia Mobileは、首都圏の楽天モバイル利用者4人へのヒアリングを報じました。料金や楽天の関連サービスを気に入っており、ローミングの縮小だけでは解約しないという声が紹介されています。一方、これは4人の体験であり、全国の利用者の満足度や通信品質を示す統計ではありません。
まずどこを確認する?
楽天モバイルを使う人は、自宅、職場や学校、通勤経路など、実際に通信する場所を思い浮かべてください。楽天モバイルのエリア案内とKDDIのローミング提供エリア図は目安になります。ただし、地図上の表示だけで建物の中や地下でも必ずつながるとは言えません。KDDIも、図と実際の電波状況が異なる場合があると明記しています。
料金とつながり方をどう並べる?
普段の場所で困っていない人は、回線の変更だけを理由に慌てて乗り換える必要はありません。料金や関連サービスの使い勝手も判断に入れられます。反対に、連絡が必要な場所で実際につながりにくいなら、その不便を小さく見積もらないでください。
すまラボまとめ
借りる回線は、地域によって残る所と減る所があります。利用者4人の前向きな声は参考になりますが、あなたの生活圏の結果ではありません。公式のエリア図を見て、必要な場所で実際につながるかを確かめて選びましょう。







